マレーシアでは、プールやジムなどの共用設備付き、セキュリティ完備のコンドミニアム(通称コンド)に、日本よりリーズナブルな家賃で住める事が大きな魅力だと思います。
しかし、日本とは契約方法や初期費用、物件選びのポイントが違うため、初めての海外移住では不安に思う方も多いのではないでしょうか。
私も娘と一緒にマレーシアへ移住した際、土地勘がなく、どのエリアが住みやすいのか、家賃相場や生活費はどれくらいなのか全く分かりませんでした。
そんな時、マレーシア在住歴13年の日本人エージェントにサポートしていただき、渡航前に住まいを決めることができ、スムーズに新生活を始めることができました。
英語が苦手な私でも、コミュニケーションに困ることなく相談しながら決められたので、とても助かりました。
マレーシアの部屋探しは、現地の情報に詳しい日本人エージェントにお願いするのがおすすめです。
この記事では、私の実体験をもとに、コンドミニアムを借りる際の注意点や初期費用について紹介したいと思います。
日本人に人気のおすすめクアラルンプール近郊住居エリアと家賃相場(1RM38円換算)
| エリア | 特徴 | 間取り・家賃相場 | おすすめな人 |
|---|---|---|---|
| モントキアラ | 日本人駐在員が多く、日本食レストランやスーパーが充実。日本人学校にも通いやすい人気エリア。駅から距離があるため、自家用車があると便利。 | 1LDK:RM2,000~3,500(76,000~133,000円) 2LDK~3LDK:RM3,000~6,000(114,000~228,000円) |
ファミリー・駐在員 |
| KLCC | ペトロナスツインタワー周辺の中心部。LRT・MRT・モノレールが利用でき、ショッピングモールも充実。 | 1LDK:RM2,200~3,800(83,500~144,000円) 2LDK~3LDK:RM4,000~8,000(15,2000~304,000円) |
KL中心勤務、都会暮らしが好きな人 |
| バンサー | おしゃれなカフェやレストランが多く、LRT駅も利用しやすい人気エリア。都心へのアクセスも良い。 | 1LDK:RM2,000~3,500(76,000~133,000) 2LDK~3LDK:RM2,500~5,000(95,000~190,000) |
単身・夫婦 Grabや電車を利用したい人 |
| デサパークシティ | 公園が多く、落ち着いた住宅街。治安が良く、子育て世帯に人気。 | 1LDK:RM2,500~4,000(95,000~152,000円) 2LDK~3LDK:RM4,000~6,500(152,000~247,000円) |
子育て世帯・静かな環境を重視する人 |
マレーシアの賃貸物件を探せるおすすめサイト
iProperty
写真や設備情報が充実していて、検索しやすい人気のサイトです。iProperty公式サイト
PropertyGuru
マレーシア最大級の不動産情報サイトで、エリア・家賃・間取りなど細かい条件で検索できます。PropertyGuru公式サイト
私がコンドミニアムを契約するまで
マレーシアの就職先の会社からは、渡航後、住む部屋が決まるまでの滞在先は、単身者用のコンドしか用意できないと言われていたので、私と娘はホテルに滞在しながら、一週間程度で住む部屋を決めなくてはなりません。
さらに、娘のインターナショナルスクールの手続きもあり、「渡航後一週間で全部終わるのかな…。」という不安もありました。
エージェントに相談すると、「私が物件を見に行き、動画を撮って送るので、日本にいるうちに決めるのはどうでしょう。」と提案してくれました。
実際に動画で部屋の様子を確認できたので、納得して契約することができました。
渡航初日からコンドに入居できたため、ホテル代もかからず、とても助かりました。
クアラルンプール市内のコンド契約時初期費用がいくらかかるか気になるかと思うので、私の実際の費用を公開します。
2LDK 家賃 RM2,200(約83,000円)※1RM38円換算
| 項目 | 金額 | 内容 |
|---|---|---|
| Security Deposit(敷金) | RM4,400(約167,000円) | 家賃2か月分・退去時返還※ |
| Utility Deposit(光熱費デポジット) | RM1,100(約41,500円) | 家賃0.5か月分・退去時返還※ |
| Advance Rental(前家賃) | RM2,200(約83,000円) | 最初の1か月分 |
| Tenancy Agreement Fee(契約書作成費) | RM440(約16,000円) | 契約書作成費(家賃の20~30%程度) |
| 合計 | RM8,140(約309,000円) |
※Security Deposit(敷金)とUtility Deposit(光熱費デポジット)は、退去時に未払いや設備、備品の破損などがなければ返還されます。
通常はコンドに入る為のアクセスキー(カードキー)代がかかりますが、私の時は請求されませんでした。
家賃RM2,200の物件でも、契約時には約RM8,000(30万円)の初期費用が必要だったので、 日本の賃貸と同じように、家賃だけでなくデポジットなどのまとまった費用を渡航前に準備しておくと安心です。
マレーシアでコンドを借りる際の注意点① 新築はおすすめではない
マレーシアでは、新築物件は設備の初期不良が残っていることが多々あります。
特に水回りのトラブルが多いので、トイレが使えなかったり、シャワーが使えなかったりすると不便でしかないので、内見時にチェックする事をおすすめします。
築年数が古いと、今度は害虫が出ることが多いので、築4,5年くらいの物件がおすすめです。
私が住んだコンドは、新築ではなったのですが、入居前に洗濯機の水漏れが見つかりました。
エージェントが事前に気づいて修理を手配してくれたので、入居後は快適に生活できました。
マレーシアでコンドを借りる際の注意点②スーパーや駅が徒歩圏内にあるか確認
私は、徒歩で会社へ通えることと、スーパーが近いこの2つを優先に選びました。
Grab代は安いですが、通勤ラッシュの渋滞もありますし、雨の日は料金も跳ね上がりつかまりにくいので、最寄り駅が近くにあると便利です。
マレーシアでコンドを借りる際の注意点③水道水は飲めない
マレーシアの水道水は、そのまま飲用はできません。
市販の飲料水を購入するか、浄水器の設置が一般的です。
私は、毎回飲料水を購入するのが手間なので、エージェントに相談して浄水器を設置してもらいました。
マレーシアでコンドを借りる際の注意点④修理は時間通りに来ないことも
日本では時間通りに来る修理業者がほとんどですが、マレーシアでは予定通りにいかない事の方が多いです。
浄水器の設置の際に、水道の蛇口の交換が必要になり、設備業者へ依頼したのですが、予定日時になっても来ません。
連絡すると、「今日は行けなくなったから、明日行くよ」という返事が返ってきました。
最初は驚きましたが、慣れると「マレーシア時間なので仕方ないな。」と思えるようになりました。
私は自炊メインのため、広めのキッチンがついている部屋を選びましたが、マレーシアは外食文化のため、キッチンの洗い場が小さい所が多いです。
マレーシアでコンドを借りる際の注意点⑤家具や設備用具の確認
マレーシアの物件は、家具家電付きの物件がほとんどですが、デポジットは未払いや備品の不備等がなければ全額返金されるので、入居時に、冷蔵庫や洗濯などの動作確認をしましょう。
また、入居時・退去前に写真を撮って証拠を残しておくことをおすすめします。
マレーシアでコンドを借りる際の注意点⑥セキュリティの確認
マレーシアは東南アジアの中では治安はいい方だと思いますが、やはり外国なので子供一人では外出はできません。
マレーシアのコンドミニアムを選ぶ際は、家賃や立地だけでなく、セキュリティもしっかり確認しておきましょう。
私が住んでいたコンドでは、24時間セキュリティで、アクセスキーがないと建物に入れない、エレベーターは自分の階しか止まらないなど、防犯対策がしっかりしていました。
また、修理業者が入る場合も事前にコンド内にある管理オフィスへ連絡し、許可をとるのが必須でした。
私と娘は約1年間クアラルンプール市内で生活しましたが、特に危険な目に遭うことはありませんでした。
まとめ
マレーシアでコンドミニアムを選ぶ際は、物件だけでなくオーナー選びも重要です。
同じコンドの同じ間取りでもにオーナーが違えば、内装も違いますし、家賃や備え付けの設備も変わってきます。
水漏れやエアコンの故障などトラブルがあった時、すぐに対応してくれるオーナーとそうでないオーナーもいるので注意が必要です。
周りの友人にコンドに引っ越してきて何もトラブルがない人は少なかったので、何かしらはあると思っておいた方がいいでしょう。
そのため、初めてマレーシアで部屋を探す場合は、現地の物件事情に詳しく、トラブルが起きた時にも相談できる日本人エージェントにお願いするのがおすすめです。
とはいえ部屋を借りるにはタイミングもあるので、なにもなければラッキーですし、多少のトラブルも海外生活の一つと思えればマレーシア生活もより楽しめると思います。
これからマレーシアへ移住を予定している方が、安心してコンドミニアムを選び、快適なマレーシア生活をスタートするための参考になれば嬉しいです。
コンドミニアムの契約金の振込にはWiseがおすすめです。
送金方法の解説記事はこちら
Wiseで日本からマレーシアへ海外送金する方法を徹底解説!

コメント